昨日、電話で病院の母と話した。 母はQちゃんの声も聞けて少しは嬉しかったはずだ。けれど電話の母はどよんとした対応で記憶も定かではない。すぐに電話を切りたがった。
「母は自分で生きることを放棄したのではないか」と腹立たしくなることがある。 それは「妄想にいきる現在の母」からは聞くことができない質問だ。
朝の3時過ぎまで起きていた昨日、何か眠る気にはなれなかった。 心が動揺していたのだろう、 きっと。
朝4時頃さすがに睡魔が私を襲った。 暗闇のベットでQちゃんが蒲団をめくって私を待っている。「寒いから早く蒲団の中に入りなさい」というように。
子供のころ「同じこと」を父がしてくれた。 オネショをした私が目を覚まし、誰もいない洗面所で下着を変えてから「家族の部屋」にいく。蒲団の中でNHKの天気予報を見ている父は何も聞かないで黙って蒲団をめくって「寒いから来い来い」と私にいうのが日課になっていた。 蒲団の下の父の温もり、今ではQちゃんの温もりに代わった。
蒲団に入るとQちゃんの足の裏が私の冷たい足を摩擦する。温かい。そのまま二人で眠る、それから記憶がない。 眠ったのだろう。
目が覚めると9時過ぎだった。オフの朝でも必ず7時前には起きてしまうのに、 今朝は9時過ぎだ。 キッチンにいくとカウンターにQちゃんからの手紙があった。Na - chan dear,
You little my in love partner.
Q だよ
「女の武器」みたいで涙は苦手。Qちゃんがいたら絶対に出さない涙を、あなたがいない 時間に全て出しておきます。 涙より、いつもの NA - chan スマイルが見たいでしょう、 Qちゃん?