2007年12月31日月曜日

大晦日

大晦日、仕事が忙しかった! はっ~、疲れた。 家に帰っても頭がぼっ~としている。

大晦日の今日、素敵なことがありましたが今夜は疲れていてブログに書けそうにありません、 また後日。

年越しソバを食べなくても、今年は無事に年を越せそうです。 皆さん、ブログを通じてお会いできて嬉しいです。 ありがとうございました。 来年もよろしくお願いします。

ご飯を作る気がしないので、今夜はQちゃんと一緒にサタデーライブのスペシャルを見て、、ウタウタ、、、、お休みなさい。

2007年12月30日日曜日

感動の誕生日プレゼント-- 34年、生きててよかった。

いつからか誕生日は特別でもなくなったと前回のブログに書いた。 嘘ではない、本当に期待も何もしていない。

私の誕生日とQちゃんの誕生日は1日違い、祝いたければ、食事もプレゼントも一緒にできる都合の良い誕生日だ。 「遅くなったけれど、、、。」ヤキマのラニママとルースおばあちゃんからQちゃんと私に誕生日カードが届いた。ラニママとルースおばあちゃんはいつもQちゃんと私の誕生日カードを別々に送ってくれる。ルースおばあちゃんはいつも現金をいれてカードを送ってくれる、これが彼女の習慣なのだ。 Qちゃんと結婚してから私のカードにもいつも現金が入っている。 Qちゃんと私に誕生日ディナーにでも行くように勧めているのだろうか。いつも有難う ラニママ、 ルースおばあちゃん。

今夜は少し手を加えてカレイのフライを作った。カレイのフライ
リークと大蒜の炒めもの
ターキーと卵の野菜サラダ
玄米
青唐辛子
味噌汁

3年前に初めてQちゃんと私で青森に隠居した両親の家に帰省した夏、父が釣ったカレイの魚をフライにして食べたこと、二人でその時の想い出を回想していつものように平安に過ごしていた。 その時電話が鳴った、仕合わせさんからだった。 Qちゃんと何か話している。

「 仕合わせさんが30分くらいしたら仕事帰りに家に寄って行くって。」Qちゃんが受話器を置いて云った。なんだろう。 昨日の仕事でもらったハムサンドイッチを届けてくれるのかな。

しばらくしてドアをノックする音がした。仕合わせさんだ。ドアを開けると、仕合わせさんが大きな花をもって立っていた。「NANA ちゃん、Qちゃん 誕生日おめでとう。」

これには驚いた、てっきりサンドイッチを届けに寄ってくれたのかと思っていたからだ。それを伝えると「そんなはずないじゃない。あなたのサンドイッチは私が食べるわよ。」といつものようにさらりとした口調の仕合わせさん。明日も早いからと、サプライズプレゼントを渡すと仕合わせさんはアパートの階段を降りて闇に消えていった。私はあまりの驚きと感激にただその場に立っていた。

仕合わせさんは、白蘭の花をプレゼントに届けてくれた。 誕生日カードを添えて。

ここまでならサプライズ プレゼントで愛でたく終っていたが、それ以上に感動したことがあった。この誕生日カードのイラストだ。 QちゃんサーモンとNANAサーモンが15年前に出逢ったアイダホ州のルイストンのスネーク川のイラストだったからだ。

このイラストのようにスネーク川を見渡しながらこの道路を走ったQちゃんサーモンとNANAサーモン。

旅行の途中で車内からカメラにおさめた実際のスネーク川沿いの道路、イラストと同じだ。

ブログにこの川のことを載せていたのを仕合わせさんは読んでくれていたのだろう。 この心使いには言葉が出ない。カードをめくるとQちゃんと私へのメッセージーが書かれていた。

「 、、、I am very happy to be with your friend」私達の方こそ、素晴らしいあなたの友達になれて光栄です。 仕合わせさんの信仰熱心な態度にいつも感心させられ尊敬しています。いつも辛口で戒めてくれて有難う、ムカッとしますが、大体当たっているので素直にアドバイスとして受け止めています。これからも寂しい時、哀しい時、疲れている時、嬉しい時、どんな時でも、いつものようにハグして下さい。一人じゃない、素敵な人がここに存在すると思えて元気が出るのです。 今夜は赤ん坊のようにぐっすり眠れそうです、仕合わせさんのお陰です。34年、生きててよかった。

Dairy Digestive Aid

Qちゃんの胃袋は繊細だ。小麦も駄目なら、乳製品も拒絶するんだから、我がままな胃袋だ。

昨日スペルト小麦誓願を誓ったんだから、これからはバンバン乳製品を取り組むわよ。覚悟してなさいよ、 Qちゃん胃袋!

強気だけど、少し心配。Qちゃんの為に、仕事帰りに買ったラクトース(乳糖)を消化する薬 「dairy digestive aid」。
Qちゃん、今夜さっそく試してみて。
マッシュ豆乳ポテト
キャベツサラダ
コーン、 きゅうり
スペルトビスケット
青唐辛子

「なんか調子がいいみたい。これ効いてるね。」箱を見ながらQちゃんが云う。なんか自分が褒められてるみたいで嬉しい。Qちゃん、自分のバックパックの大きな前ポケットに「dairy digestive aid」の箱を入れた。Qちゃんと「dairy digestive aid」これから長い付き合いになりそうだ。

2007年12月29日土曜日

スペルト小麦誓願

小麦アレルギーのQちゃんの為に、 これからは小麦の替りにスペルト小麦を代用して心を躍らせ愉しく料理をすることを誓願いたします。
初めは戸惑ったけど、これから末長く宜しくね。
例に自家製スペルトビスケットを焼いてみた。上出来、 上出来。
鰯のマリネ
きゅうり、 セロリのピクルス
チリビーン
スペルトビスケット
杏子ジャムとサワークリームで焼き立てビスケットを頂きます。

スペルト小麦でベーキング料理復活、美味しいものをQちゃんの胃袋へ優しくデリバリー。

手作り味噌、、ひまわりさん。

料理上手のひまわりさん、彼女の知人が作った味噌をおすそ分けしてくれました。味噌の旨さにジーンとしたけど、 ひまわりさんの何気なく手紙を添えるところにダブルでジーンとしました。
こういうことのできる人間に私はいつなれるのだろうか、素敵な女性達に触れるたびに思います。

尊敬できる人達の側で暮らす、仕事をする、学ばせてもらえる環境、自分は恵まれています。素敵な人になりたいなら、素敵な人から学ぶ。ひまわりさんから学ぶことはいっぱいありそうです。

美味しい味噌で晩御飯を作ります。

野菜の味噌炒め
レバーの塩焼き
きゅうりと人参(味噌をつけて食べます!)
大根の薔薇
玄米
豚肉の味噌汁

ひまわりさん、あなたに出逢ったことが「NANAの2007年収獲リスト」のトップに上がっています。とても素敵な女性はたくさんいますが、あなたのあどけない魅了、人を想いやる心、 私もあなたの年齢になった頃、 ひまわりさんのように年下の女性から慕われていたいです。

2007年、大好きなひまわりさんと娘さんの幸せな写真を私のブログに載せさせてもらいます。 皆さんにもひまわりさんの笑顔をおすそわけです。

今年のひまわりさん家族の感謝祭です、3人娘のお母さんなんです。

ひまわりさん、 どっちが娘さんなのか判らない!

幸せな人を見ると幸せになる。ひまわりさん家族の写真で癒されました。いつもありがとう。

2007年の終りには、、、

お友達のパワフルママさん、 いつもお洒落な情報を紹介してくれる。 ミクシーに招待してくれたのもパワフルママさんだ。

そんなお洒落な彼女の日記を参考に、 皆さんにぜひ披露したい可愛いものをお見
せします! あなたも是非やってみて、 家族や友人を笑わせよう!

Hey, I just made a total elf of myself. Check it out by clicking the link below.

http://www.elfyourself.com/?id=1858248022 This elfin' greeting brought to you by OfficeMax.

どうでした? Qちゃん、 私、ペー君、 ADDISON 家族でした!

2007年12月28日金曜日

車の故障 -- ねずみパワー

Qちゃんと私の仕事が偶然同じオフの日は二人でまったりと過ごす。 二人で図書館にいって本を借りてくる予定を立てた。

私はクリスマスに焼いたハムの大きな骨でQちゃんの大好物のソウルフード(レッドビーンズ)を昨日から煮込んでおいた。 遅い朝食と昼食を兼ねた食事は、香ばしいハムの脂がじっくり染み込んだレッドビーン & ライスだ。

ハムと玉葱を散らして出来上がり。 Qちゃん、大喜び!お腹を満たした後、二人は図書館に向かった。

途中、車のバッテリーの調子がおかしくなってきた、車の凡ゆる電気が段々薄れていく、、、、。ひょエッー!!!混雑する道路の真ん中だ、こんなところで突然車が止まったら大変! なんとか車を近くの駐車場に止める。

Qちゃんが車のフッドを開けて点検している。難しそうな顔をして何度も首をかしげているQちゃんの姿を車内の助手席で見守る私。Qちゃんは車のフッドを下ろし、車に乗り込んで大きな溜息をついた。

「車荒らしかな。いつ荒されたのかな。昨日の夜か、会社の駐車場かな。 だけど、そんなことされる理由はないんだけどな。」いつになく真剣で厳しい顔のQちゃん。「それに、どう考えてもおかしいんだ。」Qちゃん何か納得がいかない様子。「どうしたの?」と訳を聞いてみる。


「バッテリーを盗むなら判るんだけど、盗まれていない。バッテリーから繋がっているワイアーがあるんだけど、おかしいのはそのワイアーが中途半端に切られているんだ。 嫌がらせならナイフなんかで奇麗に切って断片もきれいなはずなのに、このワイアーの断片はバラバラで途中までしか切られていない。 これはどうもナイフで切られたみたいじゃないんだよ。エンジンの熱で焼けるってこともないだろうしな、、、、。」Qちゃんがこんな顔を見せるのは久し振りだ、なんて呑気なことを考えてる場合じゃない。

こんな時に限ってどうして冷たい雨が降っていて傘を携帯していないんだろう。完全に止まった車をその場に残し二人で近くのメカニックサービスまで歩いて行った。

優しい対応をしてくれたメカニックのビルさんに事情を説明する。Qちゃんの説明を聞くと「ねずみだね。よくあるんだよ。冬場になると寒さを防ぐ為に車のフッドの中に巣を作るんだ。 それでワイアーなんかをかじるのさ。 実際に点検してみないことには何も云えないけど。取り敢えず車をここにもって来てくれないか?」さすがプロ、率直な反応だ。時期が時期だけに忙しいビルさん、トーイング会社の名刺を手渡して工場の中へ消えた。

土砂降りの雨の中を再び車の置いてある駐車場まで帰り、トーイング会社に連絡をした。トーイングサービスが来るまでBURGERVILLE USAで寒さを凌ぐことにした。

BUGERVILLE USA はワシントン州バンクーバーとオレゴン州ポートランド地域に広がる地元のハンバーガーとシェイクがおいしいファーストフード店だ。ランチを食べたばっかりでお腹は空いてないけど、時期限定のユーカンゴールドポテトのフライドポテトを頂くことに。 ミントココアを飲んで温まろう。Qちゃんはコーヒ。うん、体が温まったぞ。窓から見る景色、雨の中仕事をする人々。今このレストランにいる客達や店員は私達の車の事情を知らない、私達も彼らの暮らしや事情を知らない。ただ判っていることは、このレストランで其れ其れが体を温め、お腹を満足させ、ある時間を過ごし、いつか去っていく。これが時期限定のユーカンゴールドポテトか。形もユニークだし、モッチリサクサクで美味しい。Qちゃんはビネガーで頂ます。天井に浮かぶ風船は子供セットに付くおまけ商品みたい、さっき赤毛の女の子が黄色の風船をもらっていった。

お外でまったり過ごすのもいいね、って言ってたらトーイングサービスが来たみたい。

Qちゃんは急いで席を立ち、レストランを出てジャケットの帽子を被ると、雨の中を走っていった。 遠くの駐車場でQちゃんとトーイングサービスの男の人が話をしている。暖房の効いた温かいレストランで私は冷え切った残りのミントココアを一気に飲み干して、二人の姿を遠くから見ていた。

雨は降り続いていて止みそうにない。Qちゃんがポケットに手を入れて体を小さくして足速にこちらに向かって来る、交渉は終ったようだ。

トーイングサービスがメカニックまで車を運び、私とQちゃんは冷たい雨の中急ぎ足で家路に向かった。

信号で待つ度、Qちゃんはずぶ濡れの私を気遣った。私は寒さで凍ばる頬を無理矢理広げて笑顔で対応した。寒さが突き刺さすように痛いけど二人だと心はホカホカ温かい。「ドキドキするアドベンチャーだね。」Qちゃんが私を励ますように言った。「そうだね。」Qちゃんを安心させるように雨で濡れた笑顔で応えた。二人とも前向きな態度で情況に対応した。Qちゃんと二人ならどこまでも行けると、長い信号待ちの雨の中、通り過ぎる車を見ながら感じた。

家に帰って、二人とも安堵の息をついた。Qちゃんが二人の濡れたジャケットをハンガーに掛けて乾かしている間、私は二人のご褒美に温かい飲物を作ることにした。この小さいアパートは温かくまるで天国のようだ。

一服していると電話が鳴った、メカニックのビルさんからだ。 Qちゃんが受話器を取って話している、時々私に笑顔を振りかけるQちゃん。「.....all right. Thank you, bye.」電話を切る。

「やっぱり ねずみだったみたい。修理の見積りが$300 だよ。」とQちゃん。 「この車ずっと調子良く走ってくれたんだから$300 なら いいんじゃない? 」と私。 「そうだね。」とQちゃん。

軽い晩御飯にして今夜は早く寝ようか。雨にさらされ体が震えた今日、暖房の効いた部屋でご飯を食べられることは心底から有難いことだと実感した。

メキシカンピザトースト
レッドビーンズ
紫キャベツと人参とレタスのサラダ

「どうしてねずみがあんな悪戯をしたか判る?」ベットの中でQちゃんが聞いてきた。自分から聞いてきたのに私の答えを待たないで「来年は ねずみ年だから、 自分をアピールしたかったのさ。かわいいね、ねずみちゃん。」ねずみに$100 札を3 枚もかじられて「鼠年だから許してチュー」なんて言い訳されても、私ならかわいいとは思わない。こんな愛でたいQちゃんと一緒に暮らす私って愛でたいのでしょうか。

Qちゃん芸術

「これ僕が描いた作品なんだ、見るかい?」シャワーを浴びた私にQちゃんが云った。

バハイ教でアート教育の講義を受けているQちゃん、早速生徒になってQちゃん芸術を披露したようだ。
英単語がリストされている。 「講義の最中に『仲間が話す言葉』を選んでリストしたんだ。」Qちゃんが説明する。
リストの形が円みを帯びて音符のようだろう? 仲間が集まって、仲間が話す。 彼らの言葉やアイデアが集まって「一つのひらめき」になる、 これって音符が集まって曲になるみたいだろう? それをイメージしてなんとなく描いたんだ。

「まだあるよ、見てみて!」子供が母親に見せるような素振りのQちゃん。

テーマは「胴体」とのこと。でもこれのどこがQちゃんの胴体なのさ?上は僕の頭の中なんだ。「~」は場所を象徴してるんだ。今まで住んだ所、経験した所、そして挑戦する環境を示しているのさ。「□」は 自分が読んだ本、見た映画、考えた思想や思考を象徴してるんだ。「○」は出逢った人達を表してるんだ。色々な場所で色々な人に会って色々なアイデアを聞く、考える、そして行動する。
真ん中は僕の心の中なんだ。NANA の「奈」、もちろん NANAをいつも第一に考えてる。そしてバハイ教コンセプト「人の為に何かをすること」が僕の役目だから、人を表す「○」も描いてあるんだ。(Qちゃん、説明がとても素敵で嬉しいけど、私の「奈」の漢字が間違ってるよ。)

上がQちゃんの頭で、 真ん中が心、じゃ下は足でしょう。 なんじゃこれ? バスケットボール? サッカー? それともベースボールの球?


「すごいな、NANA は! そうなんだ、僕はスポーツが好きだからバスケットボールやサッカーボールを描いてみたんだ。 バスケットで膝を悪くしただろう、それで、、、、ぶら、ぶら、ぶら、ぶら、、、、」ふぁ~っ、Qちゃん私なんか眠くなっちゃった。 一足お先に私の心は上の空。

欠伸をする私をまるで犬を抱きしめるかのようにQちゃんは抱き寄せた。

晩御飯はエッグヌードルで。ベーコンと茄子のカレー味中華そば
野菜サラダ
アルファルファ

ごちそうさまでした、 明日も頑張ります。

2007年12月27日木曜日

ようかんで誕生日祝い。

Qちゃん、誕生日おめでとう。 40代に突入ね、童顔だから40歳には見えないけど髪の毛がもう40代になってるわね。 最近気にしてるのね、いっそのことツルツルにしてしまえばいいのに。なんて、 他人事のように言う妻であります。けれど、 やっぱりQちゃんが好き。

お茶タイムを三度の食事より好むQちゃん。休みの朝は緑茶を必ず飲むQちゃん、そんなあなたに朗報です。

日本の和菓子の代表ようかんです。久し振りでしょう? 小倉ようかんも好きだけど、塩ようかんってどんな味かな。ワクワクするね。二人で食べてみようよ。 Qちゃんお茶入れて、私ようかん切るから。

今晩は残りのターキーの余りでいいでしょう?ターキーとサワークラウトと芽キャベツの炒めもの
セロリ、きゅうり、 にんじんと若芽の酢の物
ターキーグレイビー
玄米

ようかんも美味しかったし、夕食の酢の物もすごく美味しかった。 アメリカに居ながら日本の味を味うことができました。恵まれています。この恵まれた環境に感謝できなくなったらお仕舞いね。Thank you for what I have.

2007年12月26日水曜日

12月26日。

クリスマスの翌日12月26日は34回目の私の誕生日だ。誕生日はもう特別ではない。プレゼントも期待してないし、 ハッピーソングも期待していない。

毎年誕生日にラニママとルースおばあちゃんから誕生日カードが送られてくる。 今年はメールでおめでとうカードだ。 アイダホのおじさんとおばさんからもメールカードでおめでとう。サンキューカードを送らなければ、、、けどインターネットがいつ切られるのかな、、、1時間後か、 それとも今夜の12時までか?

Qちゃんが買ったアボカド。早く食べないと悪くなってしまうから、今晩はグウァッカモレを作ってトルティーアにしてくれとリクエストしたQちゃん。はい、 はい、 そうします。

電話が鳴った。Qちゃん「今日は少し残業していくから。 少し遅くなるよ。」

それなら夕食までに時間があるな。もう直ぐ切られるネットが惜しいからメールを確認しよう。大好きな音楽を聴きながら、、、、。

夜が訪れた、暗闇の窓には台所に立つ私の姿がまるで鏡のようにくっきりと映っている。窓の外から見える台所に立つ私は、どのように家に急ぐ人の目に映るのだろうか。

大切な人に手料理を作る幸せな女に映るのだろうか、それとも空かした腹を満たすために料理を作っている人間に映るのだろうか。どちらも同じか。ブラインドーを下げた。

トン、トン、 トン、トン。アスファルトの階段を上る音。この軽やかな足音はQちゃんだ。タイミングよく帰ってきた。

ドアを開けると階段を勢いよく駆け上がってきたQちゃんがハァ、ハァ、言いながら「ただいま、 Oh, honey, ハッピーバースデー!」

台所でブログの晩御飯の撮影をしているとQちゃんがバックパックの前ポケットに手を入れながら何かゴソゴソ捜し始めた(あんたはドラエモンか?)。「NAちゃんにプレゼントっていうか、、、これ誕生日プレゼントになるのかな、、、はい、 これ。」
「残業した人に$10 の サブウェイカード。一緒にデートにいけるね。」ニコニコQちゃん。

約束のコーントルティーアだよ、 Qちゃん。

昨日の残りのローストハムでフライドライス、 それだけでも美味しい!豆はレンズ豆とQちゃんの好きなブラックアイビーンよ。野菜はレタス、アルファルファ、色合いにきゅうりと紫キャベツ。 忘れてならないのは玉葱たっぷりゴワカッカモレ!この為に作ったんだから!
好きなものをのっけて食べて下さい。

明日はQちゃんの誕生日だね。 Qちゃんと一緒にまた一つ歳をとれるね。

2007年12月25日火曜日

ブログ中断

クリスマス、仕事から帰って晩御飯を作っていたらQちゃんが「話があるんだ。」と少し声を低くして云った。

何ごとかと思ってると、なんだ新しいインターネットプロバイダーにかえるだけの話のようだ。Qちゃんの話は進んでいく。

「、、、でね、今度の新しいプロバイダー接続までに大体5日程かかるらしいんだ。 NANAには可哀想なんだけど、しばらくはインターネットが使えなくなるんだよ。 ごめんね、NAちゃん。」ごめんね、という目が真剣ではない。それからQちゃん台所で料理を作る私の隣でこう云った。

「世間ではクリスマスにはプレゼントを貰うけど、NANAはクリスマスにプレゼント(ブログを書くことに熱中していること)を取り上げられたね、くすくす。」だって!

ムッカ!半分、ぐっすん。

と、いう都合ですので、しばらくブログでお会いすることができないかもしれません。すぐ帰ってきますので待っててね。皆さん 風邪など引かな いように!
ローストハム
レンズ豆
ケール
マッシュポテト
キャロット
ラディシュピクルス


簡単なローストハム。 けど美味しいのよね、うーん、うーん、、、、、あまりの美味しさにQちゃんと二人唸って食べました。今年も無事にクリスマスを過ごせました、 有難うございます。

クリスマスカード

Qちゃんへ

恋人たちはクリスマス、クリスマスと騒いでいます。 かつて私もそう でした、クリスマスを祝わないあなたに会う15年前までは。皆がしているように恋人同志でロマンチックな夜を過ごしたいと拗ねたこともありました。今ではそうは思いません、毎晩、 毎晩、 あなたは安らぎを運んでくれるサンタクロースだからです。

あなたのボサボサの頭や、少し伸びたちくちくのひげ、眠くなるような私にはどうでもいいような退屈なお話、でもそんな貴方だから好きなんです。あなたのあなたらしいところが私には特別なんです。

やっとで分かるようになりました。 あなたのとなりで朝を迎え、夜を終わらせる。昔はその暮らしが当たり前のことだと思い、感謝の欠片もありませんでした。今はやっと感謝できるようになりました。 この「当たり前」の暮らしは、 実はあなたと私の努力と理解と協力と忍耐の共同制作だと分かっ たんです。

最近常に思うのです、明日ころりと死んでもいいように、あなたと過ごせる時は愉しもうと。あなたの優しさの中で暮らしたいのです、そのままのあなたでどうかいて下さい。それが私のサンタクロースへのプレゼントリストです。

あなたのことを想いながらこの歌を聞いています。
http://jp.youtube.com/watch?v=Bzd58Z6Uo7I&feature=related

あなたの体の温もりを感じながらベットを共にするこんな冷え込む冬の夜、 これだけで私は幸せで安心なんです。そばにいてくれるだけで、いいんです。

Dear Quddus, my secret Santa.

Everybody talks about Xmas. I used to be like them, until I met you who has not celebrated Xmas in the 15 year I have known you. Sometimes I became sulky because I wanted to be the lovers spending the romance on the special evening. Nowadays, I do not have such a desire as I get my own Quddus Santa who brings a peace at the end of the day every night.

Your unkempt hair, unshaved beard, a boring chat that makes me sleepy, but I care about you. The way who you are is special to me.

Gradually, I learn to understand. Waking up and sleeping in by you every day seemed to be just a routine that I did not appreciate. Now, I finally become mature enough that those days and routine is our life creation under the light of effort, caring, cooperation, and patience.

Lately I ponder that I want to spend the time with you as peacefully and joyfully as possible so that I do not regret not to love you enough if my life is taken away tomorrow. I want to continue to live in your warm nesting, please be who you have been. This is my present list for Quddus Santa.

I am listening to this song, thinking of you.http://jp.youtube.com/watch?v=Bzd58Z6Uo7I&feature=related

In such a cold winter night of Northwest, feeling your warm body heat in the bed, this is what I call "happiness", a peace of mind. So, just stay by me, that is what I search for.

ジャーマン ポテトパンケーキ

Qちゃんの母系家族はドイツ系アメリカ人だ。 元々家族はウイスコン州に住んでいたが、Qちゃんのおばあちゃんとおじいちゃんは二人でワシントン州へ移って来た。そしてラニママを産んでこのノースウエストに家族を拡大して現在に至る。

ラニママは素敵な義理のお母さん。じっとしていない活動的、行動的、良い意味で感情的(同情心がある女性)、サバサバしていて、 カラッとしていて "あげたての海老の天麩羅" みたい。そんなラニママ本人曰く「私って料理が上手じゃないのよね。元旦那は皆料理の上手な人ばっかりだったわ。 運が良い女だったのかしらね。」大きな笑顔のラニママ。

愛情のこもった彼女のご飯で育ったQちゃんは断言する「母さんは親父達(ハワイのブルークスパパと継父のジェームス ジェファソンさん)やNANAみたいに料理の創造性がないけど、いつも味は均一だから安心して美味しいものを期待できるんだ。家族の伝統的料理を作らせたら比較にならないよ。母さんの作るジャーマン ポテトパンケーキは最高だね!アップルソースを付けて食べると旨いんだ! 」

私はラニママの作るジャーマン ポテトパンケーキを食べたことがない。 Qちゃんに作り方を教えてもらったり、自分で工夫してみたりとこの12年自分流に試してきた。もちろん毎回違う味のジャーマン ポテトパンケーキがテーブルに登場する。料理に均一がないので、時にはQちゃんはがっかりしたり、時には叫ぶほど旨かったりまちまちなのだ。

日本人の奥さんが旦那さんの為に義理の母に電話をして味噌汁のつくり方を伝授してもらうようにラニママに電話をすればいいのに、自分流にアレンジする義理の娘であった。

こんな私でもラニママや家族達から「料理上手」と云うタイトルを受賞させてもらっている幸福な奴である。「料理上手」というより「食い上手」と云う方が私のタイトルにピッタリだ。

台所の棚の暗闇にレッドポテトが眠っている。忘れられたポテトに芽が出てきている。 こんな時はジャーマン ポテトパンケーキに限る。
すり下ろしたポテトの水分を絞って、小麦の替りにスペルト小麦を入れて卵で混ぜ合わす。 甘みを出すためにたくさんの玉葱を入れる。今回はコロッケのようなミニパンケーキにして焼いてみた。 「ただいま!」Qちゃんのお帰りだ。
ちょっとぺーちゃんズルイでしょ!私もQちゃんの肩に乗りたいけど、私が乗ったら骨折しちゃうわ。

Qちゃん、今晩はジャーマンポテトパンケーキよ。それを聞いて子供のように喜ぶQちゃん。

ジャーマンポテトパンケーキ
林檎ソース
赤カブ
カリフラワー
法蓮草の炒めもの
いんげん豆と玉葱のツナサラダ

「Is it good (美味しい)、QUDDUS?」成長していく息子Qちゃんに向かって何度ラニママはテーブルで問いかけただろう。

ゆるりと素敵に歳老いていくあなたに「美味しい、Qちゃん?」と今はラニママではなく私が問いかける。

母親の愛情で育った人は人に愛情を与えることが出来る大人になる、 ラニママのお蔭で愛情を毎日たっぷりもらってます。有難うラニママ、Qちゃんを愛情ある素晴らしい人に育ててくれて。39年前にあなたとブルークスパパがQちゃんを産んでくれたこと、感謝してます。

嬉しいプレゼント。

クリスマスを祝わない私とQちゃんでも、人々の心の温もりに触れるとやはり嬉しいものである。

仕事のボスさんがくれた来年のカレンダー。 日本のカレンダーは風情があり奇麗です。
また1年、 また1年、 時は流れていきます。
カレンダーをめくると素敵な絵が描かれています。
日本の華は可憐です。来年はカレンダーをめくるのが愉しくなりそうです。
ボスさん、 カレンダーだけではありません。これ腕、足、胸を鍛えるストレッチャーとでも云うのでしょうか? 筋肉痛にならない程度に使ってみましょう。どうも有難う、ボスさん。
仕事で休憩してたら、こんな可愛いものを!
このお茶目な顔に惚れました!

冬場の蜜柑、美味しいんだよね。有難う、ひまわりさん! メリークリスマス!

クリスマスケーキや豪華な食事はありませんが、寒さを凌げる部屋とパジャマ姿のQちゃんサンタがいてくれる、それだけで充分です。 心で祝うクリスマス、小さな声でメリークリスマス。