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2008年10月13日月曜日

モエリカのアメフト試合

「今週モエリカのフットボールの試合があるのよ。都合があったら二人で見にきてよ」Qちゃんの妹ジェアタが夜10時頃に電話をしてきた。

世間では夜10時はまだまだ大人のアクティビティーが行なわれているだろうがアディソン家ではベットタイム。

眠い小さなヒソヒソ声でQちゃんが「ジェアタ! 僕の携帯電話のボイスメールにメッセージを入れてくれるように何度もいっているだろう? 番号をなくしたのか?」Qちゃんはジェアタと喋る時お兄ちゃん口調になる。

Qちゃんが「夫の顔」と「兄の顔」になるとき彼の英語のトーンやイディアム、それに態度も違う。

さて試合の日が来た。 天候も試合日和で太陽サンサンだ。私はお仕事。Qちゃんは仕事の後一人でカメラを持って試合場へ向かう。チビッコ戦士がフィールドに集合。対戦相手もフィールドに出場。 さあ、試合開始だ!モエリカはどこだ? あっ、30番だね。がんばれよ!モエリカの後ろ姿、大きくなったな。お兄ちゃんがフィールドで戦っている間、 妹のタラちゃんは何をしているかいな。タラちゃんは黄色のシャツ着て慢心の笑み!はははは~ん! そうか! お友達と一緒にチアーリーダーになりきっているのね。皆で手を繋いで輪になって座り込んだぞ。 それも応援の踊りの一部なの?なんだなんだ、今度はタラちゃん円の真ん中に立ってるぞ。 それ日本の遊びであったな。 「はないちもんめ」じゃなくて、あれれおばちゃんすっかり忘れてしまった!試合はどうなっている? 試合中継に戻ろう。「いいかい、 よく聞くんだ。 敵は後ろから攻めてくるから前へ前へと進むんだ!」コーチが選手にアドバイス。仕事をぬけて息子の試合を見にきたシオネパパ。ベンチには相手チームのご父兄も応援しています。今度は相手チームのタイムアウトのようだ。どんな作戦を立てているのかな。また試合が始まったぞ。タラちゃん、 モエリカの試合を見ているの? チアーリーダーに夢中で1度もお兄ちゃんのかっこいい姿を見てないんじゃないの?モエリカ選手はベンチで少し休憩だ。タカンガ、余所見はしないで! こっちを向いて!クデュースおじさんとタカンガ。大きなフィールドの隣で大相撲!タカンガのお友達デービット君。 初めまして!タカンガはお母さんのジェアタ似だね。モエリカのフットボールのチームメイト。 大人や子供に限らずスポーツ友達は爽やかだな。はい! 皆で記念撮影ですよ!試合終了! 結果? 勝利です!タカンガ! 試合に勝ったわね! よくやった!おめでとう!シオネはトンガ人。 もの静かで心優しい人です。あんた、 だんだん男らしくなっていくわね。だけど君が強く逞しく育ってくれることが家族孝行なんだよね。父と息子。今だからできることがある。 今しかできないこともある。 そうやって家族の想い出を増やしていくのだろうな。

2008年10月6日月曜日

October 6th, 2008

西洋梨のQちゃんと東洋梨のななちゃん。 アイダホ州で16年前に出逢って、13年前に国際結婚をして、とうとうななちゃんは今日Qちゃんのお國の人となりました。「おめでとう。僕の國へようこそ。」 あなたの側にずっといたいから。だからあなたと同じ國の人になっちゃった。「そういってくれて嬉しいよ。」 16年たった今日、あなたのところにやっと海を越えてお嫁に来たかんじ。これであなたの腕以外に帰るところは私にはもうなくなっちゃった。「、、、、、、、」 あなたにファイナル コミットメントだね。寄り添えるあなたが居るからできたこと。 不束か者ですが、これからも側において下さい。


最後になりましたが帰化宣誓式での様子です。Qちゃん、 私なんだか恥しい。やだな~、 次はあたしの番だ。「おめでとう。」 ありがとうございます。戯けて舌を出してたら、Qちゃんに怒れた。今度は真面目な顔で撮影です。これからは死ぬまでQちゃんとアメリカで生きていきます。

Qちゃんと私は食後の散歩をした。

近くの公共ガーデンの誰もいないベンチで少し肌寒い秋風に運ばれた鳥と草の音を聞きながら「今までの16年間心にあったQちゃんとの結婚に対する気持ち」と「これからの結婚へのコミットメント」について帰化宣誓式を終えた私は心から溢れ出る感情をQちゃんに浴びせた。

黙って聞いているQちゃん。

Qちゃんにしても今日は「彼の心の中で何かが変わった日」に違いない。静かに空を眺めている。

Qちゃんが見上げる空を私も静かに眺めてみた。

それからQちゃんは何もいわないで大きな腕で力一杯私を抱き寄せた。

Qちゃんの腕の中はとても暖かくて力強かった。

それはこれから私といっしょに歩いていくという「Qちゃんの私へのファイナルコミットメント」だったのかもしれない。

私は2008年の10月6日にアメリカで生まれ変わって、そして同じ日にQちゃんと再び籍を入れた。

今度のコミットメントは「自分で選択」したのではなくて「状況が歩いてきた」ような気がする。私はただその機会に手を伸ばしただけだったような気がしてならない。

そんな気がする。そしてなんとも気分がいい。

2008年10月5日日曜日

Japan Festival

今年もまた宇和島主催の「Japan Festival」到来!長蛇の列。鯛焼が食べたくて!鯛の中にアンを入れて焼くんだな。日本の名曲「およげたいやきくん」はこんな暮らしが嫌になって海に逃げたのか。名曲を聞きたい方はココを押してね硝子の上に小さな折鶴が。 お洒落な文鎮です。これ全て地図でシャツを折ってあるんです。 それにホックを付けて飾りにしてあります。車のフロント硝子の飾りにしたり、スクール鞄につけてみたり、 アイデア次第でユニークなマスコットになりそうです。折り紙のオブジェで作られたメリーゴーランド! 回れ、回れ!グルグル回れ!折り紙と硝子のマグネット。折り紙と硝子ってこうしてみると相性がいいんだね。舞台上で武芸が始まったぞ。腰から刀を取り出したぞ。刀を振りまわし会場の空気を切る。パチパチ、パチパチ。かっこいいな。くんくん、 くんくん。 どこから美味しい匂いが運ばれてくるぞ。焼きそば、カレーライス、すきやきバーガー、チキンウイング!焼きそばを焼いてます。 ジュージュージュー!猛暑のなかお疲れさまでした。さて、売り上げはどうだったのでしょうか。日本語教育が得られる小学校のプロモーションです。竹で作くられたガーデンアイテム。去年は出店していなかったな。色々なパターンが敷き詰められていてアーティストの個性が表れているようだ。静けさと安堵を求める忙しい現代人には「竹に囲まれた自然空間」は最適です。そんな「癒し空間」が自分のお庭にあれば最高な贅沢ですね。大地の色に近い自然の色彩。陶芸は自然から生まれたのでしょうか。家の中にも自然色アートがあれば動揺する心が鎮まりそうです。硝子工芸のデモが行われていると噂を聞いてきたけれどもう終了してしまった。ものをつくる人はアーティストと呼ばれる。人間は誰でもアーティスト。評価はその人の心で決まるのだから。自分で造ったものを「売る」。 そこが「趣味と商売」の違いだ。ならば私は売れないアーティストだ。舞台裏では日本太鼓の演奏者が後片つけをしている。素晴らしい太鼓音を今年もまたオレゴンの青空に響かせてくれました。金魚すくい。 彼女達をすくいたい!提灯が空に掲げられています。今年も平和にJapan Festivalに参加させて頂ました。 イベントコーディネーターのバニーさんを始めご協力して下さった皆さんお疲れさまでした。素晴らしいイベントを提供して下さって有難うございます。