今夜は陶芸クラス最終日。ななさん最後の作品はお客さまへの暇潰しおもちゃ「漢字パズル」でした。

学校で日本語を勉強している学生さんはアメリカには多いんだよね。

漢字に魅了される生徒が実に多いこと。漢字はシンボル(象形)に見えるんだよね。

絵の具達とも今夜で「さよなら」だ。

Qちゃんの作品もよい仕上りに焼けました。

「ななちゃんに最後の課題だ。僕の作品に色を塗って仕上げてくれないか」
今回は何もしない予定だったのに!
Qちゃん色で仕上げればいいのね? じゃ、絵の具を選んできてよ。

こんな感じでいいの? 「うん、 いいよ」

Qちゃんのこの作品は「波」がテーマなの?

この男の子「中井貴一さん」に似てない?

「おやっ、色を変えたのかい?」 しまった!ジェリー先生に見つかった。

あのまま、お利口さんにQちゃんが選んだブルー系にしておけばよかった。 もう、遅い。

だからいったでしょう? 自分の作品は自分で責任を持ちなさいって!

「そうだ。 作品は自分の手で作りあげるんだ」ジェリー先生の深みのある言葉。

ところでジェリー先生、忘れないうちに私と写真を撮って下さい。

イエーィ!

今度は指を合わせてイエーィ!
「僕もお願いします」とQちゃん。

「よしっ、君の作品も一緒に撮影しよう」とジェリー先生。

ジェリー先生、本当にありがとうございました。 とても楽しい陶芸経験をさせて頂きました。
「そう言われると嬉しいよ。 今夜の作品は来週には焼けているだろうからいつでも取りにくればいい」
ジェリー先生と陶芸仲間とサヨナラを交してQちゃんと私は二人教室を出た。