2008年3月10日月曜日

理想の夫婦

Qちゃん、先週ピピピっと来たの! 私の理想の女性が誰かって。

彼女の暮らしかた、彼女と御主人の在り方。 あっこれだ、 こんな風にQちゃんと二人で年を重ねたいって突然思ったの。

けどね、彼女人間じゃないの。 人間なんだけど、リアルじゃないの。 それに彼女 は日本人じゃなかったはず。

なんかね、ヨーロッパあたりの森に住んでいたような記憶があるんだよね。 いや、判んないんだけど。

「人間じゃないの? 森ってフィンランド? 名前はあるの?」Qちゃんの目が大きくなった。

うん。スプーンって名前でね、いつもスプーンを首から下げているの。

「スプーンって、 このスプーン?」断食で腹ペコのQちゃんの皿はもうすっかり奇麗になっていて銀色のスプーンだけが残っている。

そうなのよ。でね、スプーンおばさんって呼ばれてるの。 御主人もいるの、Qちゃんみたいに細いの。 二人は私達みたいに子供がいないのよ。 あんな夫婦が理想だわ、Qちゃんと私あんな夫婦になって暮らしたい。

「見たい! 見たい!」子供のように胸を躍らせるQちゃんを横にYOU TUBEで「スプーンおばさん」を検索する。

Qちゃんは英語版で、 私は日本語で。
http://www.youtube.com/watch?v=ywCaTVD1tCk&feature=related
Qちゃんがいう「すごいね、 この漫画。 韓国語、ドイツ語、ポーランド語、 ヘブライ語まであるよ」。

スプーンおばさん、あなたは MRS. PEPPERPOTだったのね。 今まで知らなかったです。 じゃ、 御主人がペッパーポットさんなんだ。へー、 Qちゃんこの人がQちゃんの未来像だよ。ほら細いでしょう?

スプーンおばさん、 実はノルウェー原作なんですね。
http://en.wikipedia.org/wiki/Mrs._Pepperpot

Qちゃん、こんな老夫婦になろうね。