2008年3月28日金曜日

フラワートルティアー

Qちゃんはコーントルティアーが好き。

豆なら何でも好きなQちゃん、フィリングにはピント豆が好きなようだ。

たまにQちゃんの要望を無視して自分のフィーリングで豆を買う。黒豆でもいいし、 レッド豆でも、 キドニー豆でも、ブラックアイ豆でもリフライドビーンにしてしてしまえば見た目は分からない。

Qちゃん、美味しい、美味しいと食べているんだから問題はない。

トルティーアには小麦でできたフラワートルティーアがある。コーントルティーアと同じ食べ方だが、 コーンの場合はタコス、 小麦の場合はブリートと呼ばれている。Qちゃんが小麦は食べれないからという理由でフラワートルティーアを食べてなかったけど、 この前無性に食べたくなって買物カートの中へ入れた。このフラワートルティーアが我が家の晩ご飯に変化をもたらすとは誰も知るよしもなかった。

フラワートルティーア、簡単にすぐサンドイッチやブリートが作れるのだ。

ランチにターキーハムとスライスチーズをのせる。電子レンジで1分もすればチーズがとろり。 その上にレタス、 玉葱、 ピクルス、 好きなドレッシングをかけてクルクル巻けば立派な食事になることを思い出した私。

Qちゃんが帰宅する前、少しお腹が減っている。そんな時は、、、、黄色のお皿さんを連れてきて、フラワートルティーアをお皿に広げて、残りのリフライズビーンと焼き飯をのっけて電子レンジでチン。レタスと玉葱、サルサソース、サランチョラ、サワークリームをのっけて、クルクル巻いて、温野菜のサラダとポテトサラダをお皿にのせたら「私の晩ご飯」の出来上がり。

自分のお腹がいっぱいになったら Qちゃんのご飯を作るのが面倒になる。 Qちゃんは子供ではないのだ、タコスを自分で作ってもらおう。

Qちゃん、お腹を空かせて仕事から帰ってきた。「あ、Qちゃん、今晩は自分でご飯作ってね」

Qちゃん、一人淋しく「Qちゃんの晩ご飯」を作っている。毎晩ではないが、こんな夜がかなり続いた。

この前仕事から家に帰ると、オフだったQちゃんが家でカレッジバスケットを見ながら弟のジョファーに電話で話していた。私を見ると「 おっと、俺のオンナが帰ってきたから、 じゃ後でな」と電話を切る。

英語は実に面白い言葉だ。 日本語で「俺のオンナ」というとなんか耳障りだが、 英語で「My Woman」というとナチュラルに聞こえる。それは私だけだろうか? そう呼ばれることに慣れただけだ。

時間はまだ夕方前。なんかお腹が減ってる、じゃあれ食べよう。

と、台所で最後のフラワートルティーアでカニカマサンドイッチを作っていたら「今晩も晩ご飯をつくってくれないの? 」とQちゃんが哀しそうに私の隣に寄ってきた。お腹を空かした捨て犬がクーンクーンと足にまとわっているような光景だ。

「NANAも仕事で疲れているだろうから無理して夕食を作らなくてもいいけど、僕NANAの美味しい手料理を食べるのに慣れてしまって、ここ最近すごく食べたいんだ」うん、Qちゃん、分かるよ。その気持ち。 だって私の料理おいしいもんね、でしょう?

とサンドイッチを作りながら黙って聞いていると、まだ続きがあるらしい。

「NANAの家庭料理を毎晩食べていたこと、これって贅沢なことだね。当たり前のように毎晩美味しいご飯を食べられる暮らしに甘やかされてしまったんだね、 僕」と、こんな涙が出る(出るわけないが)言葉をいつ覚えてきたんだ、Qちゃん?

おいおい、まだあるのか?

「このフラワートルティーアが最後の1枚だね。 じゃ明日からまた美味しい晩ご飯が食べられるかもしれないな」と最後まで可愛いくネダルQちゃん。

ここまでされたら私もグラッとなりますよ、Qちゃん。 じゃ何を作ってあげようかな。けどこのサンドイッチ食べさせてね、お腹すいてるのよ。聞こえたでしょ、私のお腹が今グッーてなったのが。

これが最後のフラワートルティーア。またQちゃんに愛情が溶け込んだ愛妻料理を食べさせてあげるわね。牛肉といんげん豆のオイスター炒め
玄米
ホームメイドサルサ
エンチラーダス(擬き)

Qちゃん、美味しいでしょう? 私と結婚してよかったね。