2008年3月18日火曜日

暮らしのレッスン

アメリカ、充分にその人を知るまでは信じないことにしている。

アメリカ、 何が起こっても不思議ではないところ。安全の保証はない。自分で自分を守るのが必然だと私は思う。

親切、時には痛いめにあうアメリカ。どこで暮らしていても「悪と善」は存在するんだけど。

アメリカ暮らしに慣れてきた。その安堵から、うっかりやられた。

カード社会のアメリカ、財布の中には現金$20以上は持たない私。 だがもしもの時にいくらか札を財布に入れている、それは確かだ。

最近財布を開けることがなかった。前回開けたのは歯医者のカウンターで支払いのクレジットカードを引き抜くときだ。 その時財布の中に現金が入っていたか確認をしていない。

次の日Qちゃんと一緒に買物にいく。現金がいくらあるか財布の中を調べてみると「空」ではないか! おかしい、私は必ず現金をいくらか入れておく人間だ。やられた、けどどこで誰に。

仕事場所、なはずがない。ロッカーには鍵をかけている。歯医者で?、、、そういえば。

人間は1度悪く考えると雪だるま式にどんどん悪く想像してしまう。駄目だと心の中で云ってみたけど、思い当たることがある。

歯医者に2度目に行ったあの日。違うオフィスから派遺されたアシスタント。彼女 がものすごくハイテンションで親切以上に親切だった。彼女を疑うのはいけない。 けど、、、、。

私が椅子の上で気を許して目を閉じたままだからいけなかった。彼女が動いていても安心して目を閉じたまま。財布の入った鞄は床に放置されたまま。誰でもアクセス出来る。

このことについてQちゃんと話す。確ではない、けど確に現金が奇麗に消えている。不思議なのはどうしてクレジットカードが盗まれていないのかということ。治療費をカードで払うと判っていたからか? 嫌な空想が頭で一人歩きをしている。

歯医者のオフィスに報告するべきか? けど現金があったことを確認したわけでもない、あのアシスタントのせいにするのは道理にかなってない。仮に彼女が盗んだとしてもカードは盗まれてない。それに$20以下の金だ。

$20で学んだレッスン「安全は保証されない」。そうだった私はそういう所で暮らしているんだ。うっかり忘れていた。

Qちゃんがうなずいている。今度からは財布を離さないようにする。

良い暮らしのレッスンでした。小さな損害で守られたな。有難う。