2007年12月22日土曜日

癒しの料理と笑顔

「ただいま。」家に帰る。「お帰り。」Qちゃんはソファーでお出迎え。

「ご飯食べた? 」と私。 テーブルの上にはQちゃんの好きなナッツや林檎のスライス、ご飯は食べていないと分かる。

仕事で身体が疲れていても家に帰って来てQちゃんと私の為に料理をすることで癒される。自炊は私にとってそれほど価値のあるものなのだ。

冷蔵庫の食材で何ができるか考えるのがおもしろい。「面白い」と思える恵まれた生活環境に感謝する私だけの小さな時間。

キムチにするはずの韓国大根が10日ほど冷蔵庫の下の野菜室に転がっている、 人参とセロリと昆布をいれてキンピラ炒め。そのままでも塩味とスパイスの味が美味しいターキーミート。秋刀魚がある、天麩羅にした。朝漬けておいた即席きゅうりのキムチ。Qちゃんの大好きなヤム芋は彩りにディル。最後は残りのターキーグレービーにトマトソースを入れれば体あったかリッチなトマト風ターキースープ。

ご飯にしょうか、ブレッドにしょうか迷った。「迷う」、贅沢な選択だ。久し振りにショートライスを炊いて、煎り胡麻と塩で味をつけて海苔で巻いてお握りにした。遠足に行くみたいでたまにはいいもんだ。
人参とセロリと昆布のキンピラ炒め
ターキーミート
ヤム芋
ピーマン
きゅうりのキムチ
秋刀魚の天麩羅
お握り
トマト風ターキースープ

リビングルームできんぴらと三角お握りを食べるあなた。トマト風ターキースープのあまりのおいしさに驚くあなた。生ピーマンが大好物のあなた。「ターキーはごちゃごちゃ混ぜるよりシンプルに食べるのがいいね」とあなた。秋刀魚の天麩羅にあまり興味を示さないあなた。時々横にいる私に微笑むあなた。

その笑顔が欲しいんです、 私の1日のご褒美なんです。
貴方の笑顔を見ると安心するのです。