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大晦日の今日、素敵なことがありましたが今夜は疲れていてブログに書けそうにありません、 また後日。
年越しソバを食べなくても、今年は無事に年を越せそうです。 皆さん、ブログを通じてお会いできて嬉しいです。 ありがとうございました。 来年もよろしくお願いします。
ご飯を作る気がしないので、今夜はQちゃんと一緒にサタデーライブのスペシャルを見て、、ウタウタ、、、、お休みなさい。
アメリカ-オレゴン州のNANAのスローな暮らしの中でのホームステイ.
3年前に初めてQちゃんと私で青森に隠居した両親の家に帰省した夏、父が釣ったカレイの魚をフライにして食べたこと、二人でその時の想い出を回想していつものように平安に過ごしていた。 その時電話が鳴った、仕合わせさんからだった。 Qちゃんと何か話している。
「 仕合わせさんが30分くらいしたら仕事帰りに家に寄って行くって。」Qちゃんが受話器を置いて云った。なんだろう。 昨日の仕事でもらったハムサンドイッチを届けてくれるのかな。
しばらくしてドアをノックする音がした。仕合わせさんだ。ドアを開けると、仕合わせさんが大きな花をもって立っていた。「NANA ちゃん、Qちゃん 誕生日おめでとう。」
これには驚いた、てっきりサンドイッチを届けに寄ってくれたのかと思っていたからだ。それを伝えると「そんなはずないじゃない。あなたのサンドイッチは私が食べるわよ。」といつものようにさらりとした口調の仕合わせさん。明日も早いからと、サプライズプレゼントを渡すと仕合わせさんはアパートの階段を降りて闇に消えていった。私はあまりの驚きと感激にただその場に立っていた。
仕合わせさんは、白蘭の花をプレゼントに届けてくれた。 誕生日カードを添えて。
ここまでならサプライズ プレゼントで愛でたく終っていたが、それ以上に感動したことがあった。この誕生日カードのイラストだ。 QちゃんサーモンとNANAサーモンが15年前に出逢ったアイダホ州のルイストンのスネーク川のイラストだったからだ。
このイラストのようにスネーク川を見渡しながらこの道路を走ったQちゃんサーモンとNANAサーモン。
旅行の途中で車内からカメラにおさめた実際のスネーク川沿いの道路、イラストと同じだ。
ブログにこの川のことを載せていたのを仕合わせさんは読んでくれていたのだろう。 この心使いには言葉が出ない。カードをめくるとQちゃんと私へのメッセージーが書かれていた。
「 、、、I am very happy to be with your friend」私達の方こそ、素晴らしいあなたの友達になれて光栄です。 仕合わせさんの信仰熱心な態度にいつも感心させられ尊敬しています。いつも辛口で戒めてくれて有難う、ムカッとしますが、大体当たっているので素直にアドバイスとして受け止めています。これからも寂しい時、哀しい時、疲れている時、嬉しい時、どんな時でも、いつものようにハグして下さい。一人じゃない、素敵な人がここに存在すると思えて元気が出るのです。 今夜は赤ん坊のようにぐっすり眠れそうです、仕合わせさんのお陰です。34年、生きててよかった。
「なんか調子がいいみたい。これ効いてるね。」箱を見ながらQちゃんが云う。なんか自分が褒められてるみたいで嬉しい。Qちゃん、自分のバックパックの大きな前ポケットに「dairy digestive aid」の箱を入れた。Qちゃんと「dairy digestive aid」これから長い付き合いになりそうだ。
美味しい味噌で晩御飯を作ります。
野菜の味噌炒め
レバーの塩焼き
きゅうりと人参(味噌をつけて食べます!)
大根の薔薇
玄米
豚肉の味噌汁
ひまわりさん、あなたに出逢ったことが「NANAの2007年収獲リスト」のトップに上がっています。とても素敵な女性はたくさんいますが、あなたのあどけない魅了、人を想いやる心、 私もあなたの年齢になった頃、 ひまわりさんのように年下の女性から慕われていたいです。
2007年、大好きなひまわりさんと娘さんの幸せな写真を私のブログに載せさせてもらいます。 皆さんにもひまわりさんの笑顔をおすそわけです。
ひまわりさん、 どっちが娘さんなのか判らない!
幸せな人を見ると幸せになる。ひまわりさん家族の写真で癒されました。いつもありがとう。
ハムと玉葱を散らして出来上がり。 Qちゃん、大喜び!お腹を満たした後、二人は図書館に向かった。
途中、車のバッテリーの調子がおかしくなってきた、車の凡ゆる電気が段々薄れていく、、、、。ひょエッー!!!混雑する道路の真ん中だ、こんなところで突然車が止まったら大変! なんとか車を近くの駐車場に止める。
Qちゃんが車のフッドを開けて点検している。難しそうな顔をして何度も首をかしげているQちゃんの姿を車内の助手席で見守る私。Qちゃんは車のフッドを下ろし、車に乗り込んで大きな溜息をついた。
「車荒らしかな。いつ荒されたのかな。昨日の夜か、会社の駐車場かな。 だけど、そんなことされる理由はないんだけどな。」いつになく真剣で厳しい顔のQちゃん。「それに、どう考えてもおかしいんだ。」Qちゃん何か納得がいかない様子。「どうしたの?」と訳を聞いてみる。
「バッテリーを盗むなら判るんだけど、盗まれていない。バッテリーから繋がっているワイアーがあるんだけど、おかしいのはそのワイアーが中途半端に切られているんだ。 嫌がらせならナイフなんかで奇麗に切って断片もきれいなはずなのに、このワイアーの断片はバラバラで途中までしか切られていない。 これはどうもナイフで切られたみたいじゃないんだよ。エンジンの熱で焼けるってこともないだろうしな、、、、。」Qちゃんがこんな顔を見せるのは久し振りだ、なんて呑気なことを考えてる場合じゃない。
こんな時に限ってどうして冷たい雨が降っていて傘を携帯していないんだろう。完全に止まった車をその場に残し二人で近くのメカニックサービスまで歩いて行った。
優しい対応をしてくれたメカニックのビルさんに事情を説明する。Qちゃんの説明を聞くと「ねずみだね。よくあるんだよ。冬場になると寒さを防ぐ為に車のフッドの中に巣を作るんだ。 それでワイアーなんかをかじるのさ。 実際に点検してみないことには何も云えないけど。取り敢えず車をここにもって来てくれないか?」さすがプロ、率直な反応だ。時期が時期だけに忙しいビルさん、トーイング会社の名刺を手渡して工場の中へ消えた。
土砂降りの雨の中を再び車の置いてある駐車場まで帰り、トーイング会社に連絡をした。トーイングサービスが来るまでBURGERVILLE USAで寒さを凌ぐことにした。
お外でまったり過ごすのもいいね、って言ってたらトーイングサービスが来たみたい。
Qちゃんは急いで席を立ち、レストランを出てジャケットの帽子を被ると、雨の中を走っていった。 遠くの駐車場でQちゃんとトーイングサービスの男の人が話をしている。暖房の効いた温かいレストランで私は冷え切った残りのミントココアを一気に飲み干して、二人の姿を遠くから見ていた。
雨は降り続いていて止みそうにない。Qちゃんがポケットに手を入れて体を小さくして足速にこちらに向かって来る、交渉は終ったようだ。
トーイングサービスがメカニックまで車を運び、私とQちゃんは冷たい雨の中急ぎ足で家路に向かった。
信号で待つ度、Qちゃんはずぶ濡れの私を気遣った。私は寒さで凍ばる頬を無理矢理広げて笑顔で対応した。寒さが突き刺さすように痛いけど二人だと心はホカホカ温かい。「ドキドキするアドベンチャーだね。」Qちゃんが私を励ますように言った。「そうだね。」Qちゃんを安心させるように雨で濡れた笑顔で応えた。二人とも前向きな態度で情況に対応した。Qちゃんと二人ならどこまでも行けると、長い信号待ちの雨の中、通り過ぎる車を見ながら感じた。
家に帰って、二人とも安堵の息をついた。Qちゃんが二人の濡れたジャケットをハンガーに掛けて乾かしている間、私は二人のご褒美に温かい飲物を作ることにした。この小さいアパートは温かくまるで天国のようだ。
一服していると電話が鳴った、メカニックのビルさんからだ。 Qちゃんが受話器を取って話している、時々私に笑顔を振りかけるQちゃん。「.....all right. Thank you, bye.」電話を切る。
「やっぱり ねずみだったみたい。修理の見積りが$300 だよ。」とQちゃん。 「この車ずっと調子良く走ってくれたんだから$300 なら いいんじゃない? 」と私。 「そうだね。」とQちゃん。
軽い晩御飯にして今夜は早く寝ようか。雨にさらされ体が震えた今日、暖房の効いた部屋でご飯を食べられることは心底から有難いことだと実感した。
メキシカンピザトースト
レッドビーンズ
紫キャベツと人参とレタスのサラダ
「どうしてねずみがあんな悪戯をしたか判る?」ベットの中でQちゃんが聞いてきた。自分から聞いてきたのに私の答えを待たないで「来年は ねずみ年だから、 自分をアピールしたかったのさ。かわいいね、ねずみちゃん。」ねずみに$100 札を3 枚もかじられて「鼠年だから許してチュー」なんて言い訳されても、私ならかわいいとは思わない。こんな愛でたいQちゃんと一緒に暮らす私って愛でたいのでしょうか。
バハイ教でアート教育の講義を受けているQちゃん、早速生徒になってQちゃん芸術を披露したようだ。
英単語がリストされている。 「講義の最中に『仲間が話す言葉』を選んでリストしたんだ。」Qちゃんが説明する。
リストの形が円みを帯びて音符のようだろう? 仲間が集まって、仲間が話す。 彼らの言葉やアイデアが集まって「一つのひらめき」になる、 これって音符が集まって曲になるみたいだろう? それをイメージしてなんとなく描いたんだ。
「すごいな、NANA は! そうなんだ、僕はスポーツが好きだからバスケットボールやサッカーボールを描いてみたんだ。 バスケットで膝を悪くしただろう、それで、、、、ぶら、ぶら、ぶら、ぶら、、、、」ふぁ~っ、Qちゃん私なんか眠くなっちゃった。 一足お先に私の心は上の空。
欠伸をする私をまるで犬を抱きしめるかのようにQちゃんは抱き寄せた。
晩御飯はエッグヌードルで。ベーコンと茄子のカレー味中華そば
野菜サラダ
アルファルファ
ごちそうさまでした、 明日も頑張ります。
ジャーマンポテトパンケーキ
林檎ソース
赤カブ
カリフラワー
法蓮草の炒めもの
いんげん豆と玉葱のツナサラダ
「Is it good (美味しい)、QUDDUS?」成長していく息子Qちゃんに向かって何度ラニママはテーブルで問いかけただろう。
ゆるりと素敵に歳老いていくあなたに「美味しい、Qちゃん?」と今はラニママではなく私が問いかける。
母親の愛情で育った人は人に愛情を与えることが出来る大人になる、 ラニママのお蔭で愛情を毎日たっぷりもらってます。有難うラニママ、Qちゃんを愛情ある素晴らしい人に育ててくれて。39年前にあなたとブルークスパパがQちゃんを産んでくれたこと、感謝してます。
冬場の蜜柑、美味しいんだよね。有難う、ひまわりさん! メリークリスマス!
クリスマスケーキや豪華な食事はありませんが、寒さを凌げる部屋とパジャマ姿のQちゃんサンタがいてくれる、それだけで充分です。 心で祝うクリスマス、小さな声でメリークリスマス。