2008年1月8日火曜日

今夜はQちゃんにお任せします。

夕方の6時過ぎ、私は気ままに読書を続行。Qちゃんのお腹が騒ぎ出しているのだろう「ご飯作る予定なの?」と刺に触れるような声で私に聞いてくる。

「作らないって云ったらどうするの」あんまり今晩は食べたい気分じゃない。

台所に消えたQちゃんは冷蔵庫を開けて「このいんげん豆使ってもいいの」と大きな声で壁越しの私に尋ねた。「何でも使って!自由気ままに」大きな声で壁越しのQちゃんに言葉を返した。

ソファーで足を伸ばしてブランケットを腰まで掛けてヌクヌク寛ぐ一人時間。Qちゃんは台所で料理開始だ。お任せします、今夜のキッチンは。

コトコト、カタカタ、バーン、ガタン、ジャー、食器棚を開ける音、食器を取り出す音、扉を閉める音、 水を流す音、 リビングとキッチンの壁越しに感じるQちゃんの存在感。

小さいアパートだからQちゃんが出す音を味わうことができる、 姿は見えないから想像してみる。 私の一人遊びだ。二人のこんな空間と時間、今だから出来ることをしみじみと味わいたい。「こんな所を撮るの?」とQちゃん。「そうよ、『生の暮らし』って感じがいいんじゃないの」と私。いんげん豆と豚肉のタイソース味
サラダ
大根とセロリの甘酢ピクルス
玄米

Qちゃん、御馳走様でした。 これからも宜しくね。