2008年1月11日金曜日

パズル

Qちゃんは毎年年末年始になると1000ピースパズルを押入れから出してくる。今年もゴソゴソと押入れから去年の夏に$3で買ったセカンドの1000ピースパズルを出してきた。

二人で家中にこもってパズルを開始。始めにパズルの枠組を作り上げないと。枠側のピースを二人で捜す。

それが終ると、今度はパズルの箱を片手に、ピースの絵と箱の絵を照らし合わせて大体の位置を確認して枠の中に置いていく。それがQちゃんのやりかた。

いちいちピースを絵で確認なんてしない。ピースとピースの凸凹が合体しそうなものを適当に当てはめていく。それが 私のやりかた。当たり外れは3割7分くらいかな。

そんな性格が違う二人のピースが、15年もくっ付きあっていられたんだから、人生は予想がつかない。

パズルを始めて3日目の朝目を覚ますと、1000ピースパズルは完成間近に迫っていた。Qちゃん、深夜テレビを見ながらピースをはめ込んでいたんだろうな。

外から冬風の音がヒューヒューと窓を叩く。こんな日は二人で家の中でじっと過ごせられることに感謝の気持で胸が一杯になる。

電子レンジの上にある1本のバナナ、黄色の皮に黒い斑点が出現している。Qちゃんがスペルト小麦でバナナブレッドを焼いて欲しいとリクエスト。心と時間に余裕のあるこんな朝はにこやかに二つ返事で「O.K.」と応える。砂糖はもう入れない、バナナだけのナチュラルな甘みだけで十分。二人にももう砂糖はいらない、有りの侭の二人の甘みだけで満足できるように段々舌が慣れてきたようだ。

時計はもうすぐ5時を回わろうとしている。早いけど晩御飯にするね。秋刀魚のスパイス煮込み
黒豆マッシュ
中華サラダ
玄米
バナナブレッド

「ハニーちゃん、 はい、これ」ご飯を黙々と食べている私にQちゃんがパズルのピースを差し出した。私は思わず吹き出しながら、その最後のピースをパズルの空間にはめこんだ。 パズル完成。 今年も二人で「目で見えない何か」を完成していこうね、Qちゃん。