オフの日はお家でゴロン。Qちゃんはまだ布団の中でゴロン。 二人共オフだもん、ゴロンとしましょう。ペー君はママと同じでいつも早起きね。 「今日することリスト」を作成する。よくばってあれもこれもとリストしたら焦ってしまう! ゴロンとできる程度にリストしないと。にたさんから贈られた文庫本「オレンジの壷」。 歴史もストーリに含まれていて難しいかなと読んでいたけど、なかなかミステリアスで青年期の純愛も読める本でした。 にたさん、頭の栄養になりました!有難う!
ひまわりさんが焼いてくれたスペルトマフィンのお供には山田太一さんの「飛ぶ夢をしばらく見ない」を読みながら。ひまわりさんのスペルトマフィン。チョコレート入り、ナッツ入り、ドライフルーツ入り。食べやすい甘さでひまわりさんの愛情入り。ひまわりさん、御馳走様です!
本を読んでる間にランドリーもしておこう。スイッチ オン!
今朝は寒いね。天気予報じゃひょうが降るって報告してたけど、4月の半ばでひょうはないでしょう? 山岳じゃあるまいし!
といってたら、あらら、本当にひょうが降って来た!地面にも少しひょうが白く残っている。Qちゃんとベランダに出て、ひょうをキャッチ!うわっ、 結構でかいね。Qちゃん、「あられ」と「ひょう」の違いは何なの? 「あられ(sleet)」は氷の粒で固くて大きい、それを小さくしたのが「ひょう(hail)」だよ。じゃ、これはひょうだね。 「そうだね、これはhail(ひょう)だろうな」Qちゃん物知りね。
寒い体には温かいミルク雑炊を食べて体の芯までぬくめよう。カニカマ、卵、葱、若芽、米、 トリガラ、ミルク、鳥肉、中国パセリ、チリ、なんでも入れてグツグツ、グツグツ。
あれだけ激しかったのに、すっかり天気なって今では御日様が出てきた。
洗濯が済んだみたい。ペー君、どこにいるの? 洗濯ものを畳むのをお手伝いしてくれない?かくれんぼう? ペー君、どこにかくれているのかな?
「NAちゃん、スペルトパン焼いてほしいな」Qちゃんスペルト小麦に惚れ込んだ。いいよ、 じゃ焼いてあげる。今日はゴロンの日だから。ミニシナモンロールにしてみようか。冷蔵庫には林檎が3つだけ。 今日買物デートに行くからこの林檎全部使うね。ずいぶん不格好なシナモンロール。小さいから固い。外は固いけど中はやらかい。バターをつけて食べるとおいしい。私みたいで親近感がわく。これだけ喜んでるんだからスペルトパン大好きなのね、Qちゃん。 パンで釣られる単純なQちゃんが好き。
じゃ買物に行きましょう。フーボンに連れてってくれるの? 体がダルイから今回はパスしとく。ロスに買物に行きたいの? 私はエナジーがないから、車で読書してる。
Qちゃんと一緒にショッピングモールへ。平日だから空いてるね。 Qちゃん、先にロスで買物してきて、私は車で本を読んでるから。
山田太一さんの「飛ぶ夢をしばらく見ない」のページーを開いて上から下へと目を動かして読んでいく。 体がダルイ、眠いのだ。車のシートを倒して車の中で昼寝をした。
車の鍵が開く音で目が覚めた。 Qちゃんがロスから帰ってきたようだ。 かなり体が消耗しているのか、窓から丸見えの公共の駐車場で普段このように溺睡したことはない。
Qちゃんと共にディスカウントストア食品店ウィンコに入る。
大きなカートの中に食料品を入れていく。 野菜、果物、缶詰め。計り売り場では豆類、スパイス、スペルト小麦、ドライフルーツ、ダークチョコレート、ナッツ。それに何故かここ1ヵ月程食べたくてしかたがなかったプリッツ。アイダホの叔母さんがいつも夜のスナックに食べていた。
私とQちゃんは安売りの肉しか買わない。少し元気のない私の手を握り、Qちゃんは精肉セクションに私を連れて行った。今回は牛肉ステーキが特売になっていた。
彼の手の温もりが私の手を通して伝わる。不思議とドキリとした。家でしていることなのに外ですると時々ドキリとする。
毎晩手の届くところに彼がいるのに彼を異性として触れていないのか。こうして異性として彼の手を握る度に私は未だQちゃんに魅かれている。
「僕が作るから今夜は久し振りにステーキにしょう」Qちゃん、お財布担当の私に許可を求めた。 あまり深く考える程の体力はない、どうでもいいから自分の好きなものをカートに入れてくれという言葉を残して私はトイレに行った。
トイレに入ると5歳位の女の子とお母さんが隣のトイレで話をしていた。 女の子がしきりに何かを話していて、それにお母さんが優しく答えていた。
トイレの仕付けの時期なのだろう。こうして大人(家族)が子供にトイレの作法を教えて行くのだろう。そういえば私の周りにいる「お母さん達」もこうして子供の仕付けをしているのだろうかとふと考えた。そしていつも優しかった「自分の母」に感謝した。
会計を済ませ、出口のベンチでQちゃんと私は一休み。喉が乾いていた、自動販売機で35¢のチェリーコークを買った。強い炭酸が喉を流れていき一瞬にして目がさえた。
人目を気にしないでQちゃんが「プリッツ、食べるかい」と計り売場で買ったスナックを手渡した。私はそれをポリポリとかじりながら「ウィンディ叔母さん、まだ毎晩プリッツを食べているのかな」とQちゃんに聞いた。「もちろん。この前行った時棚の下にあっただろう? おじさんとおばさん二人はいつもペプシとプリッツで夜を過ごすんだ。 あれは今でもやってるよ」Qちゃんは自信ありげな態度で私を見て答えた。
娘を肩に乗せたお父さんが、後ろをヨロヨロと歩く息子に「こっちだよ。早く来なさい」と促しながら目の前を通った。
その後3歳位の男の子が、コーラを片手にしたQちゃんとスナックを食べている私に向かって「駄目!駄目!駄目!お店で食べものを食べちゃいけないんだよ!」と警告した。
彼の可愛さに二人で微笑んでいると「どうして叱られているのに笑ってるの?」といった不思議そうな顔をしながらお父さんの後に付いて行った。男の子は何度も私達夫婦を振り返えりながら、 やがて駐車場に消えていった。
家に帰ってQちゃんに夕食を任せた。私はサラダを作った。
ステーキはウェルダンしか食べなかったが、Qちゃんに1度ミディアムで焼いてもらったステーキを食べてから病み付きになった。 今夜もQちゃんにミディアムで焼いてもらった。ミックスベジタブル&レタス
シナモンロール
ステーキ
今夜はバハイ勉強会をジムさん宅で行うことにした。Qちゃんはシナモンロールを持参し、愛息子ペー君も同行してジムさん宅に向かった。「遅くなるかもしれないから、ママ先に寝ててもいいよ」とバッグの中からペー君が一人前にいう。ありがとう。けど、そういうペー君こそ私より先に眠ってしまうんでしょう。