2008年4月16日水曜日

いいえ、結構です。

4時過ぎだ、そろそろQちゃんからの帰るコールが鳴るだろうな。 ミートローフをオーブンの中にいれた。

リンリンリンと寝室の電話が鳴る。 いつもなら留守番電話にしておくけれど、電話の受話器を取った。

"Hi, this is Linda. I am calling from Fitness 24. Are you Nana? (フィットネス24のリンダというものです。NANAさん、いらっしゃいますか?)" と女性の声だ。

"Yes, Speaking. (はい、 私です。)"

"Hi, how are you? (こんにちわ、お元気ですか。)"リンダさんが明るい声でたずねる。

"Good. (いいですよ。)"気のない返事をする私。

"Well, I have a member of the club who said that you are interested in joining to the club or maybe your family member. blah, blah, blah....." (あのですね、 クラブ会員でNANAさん、又はご家族の方が倶楽部会員に入会したいといっていると聞いたのでお電話をしたしだいなんですが、、、ただ今家族入会制度で、、、、(長い説明が続く)"さすがセールスパーソン!リンダさん、 なかなか嘘がお上手。と、関心している時間はない、私は忙しいのだ。ぺらぺら話すリンダさんを遮って、

"I have no idea what you are talking about. I don't have any friends who go to your gym, and I am not interested in going to the gym right now. Could you take my name and phone number off your list?" (何のことだかさっぱり判リませんね。御宅のジムに通う友達は一人もいませんし、今のところ興味はないですね。リスト名簿から私の名前と電話番号を外してくれますか?)"強気な私。

"Oh, sure absolutely. Sorry for your time. You have a nice evening." (ええ、勿論です。お時間有難うございました。さようなら。)"

私は電話やドアでのセールスには応じない難しいカスタマーだ。 リンダさん、お疲れさまでした。

Qちゃん、 ご飯ができたわよ。今晩はミートローフです。 私がミートローフを作るのは2度目だっけ? スタンダートでなくて、イタリアン風に仕上げてみたの。マッシュポテト
人参とツナサラダ
いんげんまめ
イタリアンミートローフ

「Qちゃん、今晩のご飯、アメリカの夕食って感じでしょう? 作りましたって感じがするでしょう?」と大好きな人参とツナサラダをほうばって私が云う。

「ミートローフ、 マッシュポテト、 人参サラダ、 すっごく旨い。」とQちゃんもご満足。

「けどそれ以上にこのいんげんまめ、最高に旨いね!」ってQちゃん、缶を開けて皿に盛っただけのものだよ。 クスクス笑うQちゃん、そんな冗談痛くも痒くもないわよ。