2008年5月27日火曜日

「働く人」- 3時間目社会科

小学校の社会課の時間に週1度教育テレビの「働く人」という番組を先生が見せてくれた。

その番組は毎回自分の街で働く人を観察するという番組だった。毎回違う職業を紹介されて子供達はあとで感想を書いて先生に提出をするという授業の流れだった。

勉強が好きではない児童だった私は「なぜ先生がそんなテレビを見せるのか」把握していなかった。

自分が先生になる立場になってからレッスンプランには生徒に学びとってほしいという先生なりの学習ゴールがあることを知り、今となって「あの先生の意図」が判るようになった。

私は知らないことが多過ぎる。先生をしていると生徒からあたかも全て知っているかのように求められる。先生ほど「実は世間知らずの職業ではないのか」というと叱られそうだが「私はそうであった」。

一人で歩いていると自分を見つめることができる。 過去のこと、昨日のこと、今夜の夕食のこと、明日のこと、来月のこと。

誰にも邪魔されない私の時間。 誰にも批判されない私の意見。誰にも呼び止められることのない新緑の道。誰にも形つけられることのない私。一人歩きをすると「私が私であること」を知る。

道の向う側を見上げると「働く人」がいる。社会には数え切れない程の仕事(役割)があり、 皆それぞれ「その所属」で貢献している。今カメラを片手に散歩をする人もいれば、その人の頭上で仕事をしている人もいる。この人達は家主の手が届かない高木の技をトリミングしている。家主のニーズに貢献している。

金にはならないことだが、通りすがりの私のフォト撮影に彼らは笑顔で協力をしてくれる。

私のニーズに貢献してくれた。

人間ってあたたかい。人ってあたたかい。 まるで今朝の太陽のあたたかさみたいに。

晩ご飯: 西瓜の皮で即席キムチを作る。すぐに漬かるから夕食には食べられるだろう。高菜ご飯
西瓜の皮のキムチ
西瓜の皮の味噌汁
コーン
ヤム芋
目玉焼き
サラダ

西瓜の皮は瓜料理の替りになるから経済的なの。Qちゃん、西瓜の皮は捨てないで取っておいてね。