2007年10月18日木曜日

天然樹脂(てんねんじゅし) - 琥珀の指環 (3)

-後半-
めでたし、めでたし。 ちゃんちゃん♪♪と ストーリは終るはずだったのですが。

昨日琥珀の指輪をリビングルームで発見したQちゃん。「あ~これ、僕がNANA にミズウリー州で買ったやつだね。」

Qちゃんにブログの内容を説明する私。一人散歩の途中目にした松の樹脂から琥珀を連想して、この指輪に辿り着いたことを話す。

「琥珀? この指輪は琥珀じゃないよ。 」 一瞬自分の耳を疑う私。

私の薬指にこの指輪を見つけた人はみな琥珀だと云った。それにハワイ島で宝石店のマネージャーをしていた〇〇さんも「NANAちゃん、それは琥珀だね。」と云っていた。なのに、今のQちゃんの発言「琥珀? この指輪は琥珀じゃないよ。 」じゃ、これは一体何なんだ?!

そう云えば思い出す。Qちゃんが出張から帰って来たあの日。直ぐに潰れそうな安っぽい小さい紙箱からこの指輪をとり出して、Qちゃんに「これ幾らしたの?」と現実的な質問をした。だって、些しは価値のある宝石(琥珀)なら、もっと良い箱にいれてくれるはずだもん。


それに私の記憶では、Qちゃんが買ったベンダーさんは印度人だった。 差別視したくないけど、私は中国/中東/印度系の商人をあまり信頼していない。

さらに記録が蘇る。コンフレンスが終了するのが午後の4時だと推定し、その後Qちゃんが歩いてフェスティバルに行ったとする。午後4時以降ならどの店だってすでに店仕舞いで忙しいはずだ。 そんな中、*印度人(=商人魂)の商人さんにディスカウントを交渉しているQちゃん。確か$14(?)だったこの指輪を$7(?)に落としたとソファーで云ってたような、、、、。

琥珀(宝石)ったってピンからキリまであるはずだ。本当に正真正銘の琥珀ならば$10以下まで下げれるだろうか?


冷静に考える。------------ そんな外はないだろう!「この指輪は琥珀じゃないよ」やっぱり交渉した本人の言葉が正しいのだ。

な~んだ。 また話は元に戻った。 Qちゃんからの結婚指輪は今だ明らかではない。ただこの指輪は琥珀ではないことだけが明らかになった。宝石にも値しない名もない石? グラス? 子どもの頃に付けて結婚を夢みたおもちゃの指輪と同じ?

どうでもいいの、 そんなこと。

今の私には毛糸の指輪でも、シロツメクサの指輪でも、マジックぺんで描く指輪でもQちゃんがくれたなら喜んで薬指にはめてあげるわ。もちろん今回は「これ幾らしたの?」なんて聞かないから安心してね。

*Qちゃんは旅慣れをしていて、商人に沢山の土産を安く交渉して友人/家族に持ち帰るのが習慣化している。フリー市場の交渉=当たり前を把握していることを付け加え、Qちゃんが本当はケチではないということを潔白しておきます。

じゃ、そろそろ晩ご飯のしたくでもしますか。 台所で準備を始めると、、、、

「ほら、ここに来て見てごらん。」ジェムストーンのサイトがコンピューターの画面に現れた。http://www.gemstone.org/gem-by-gem/english/topaz.html 指輪をを画面の前までもっていきサイトの写真と比較しながら「、、、、Citrineかな。ね、NANAはどう思う?」子供みたいなQちゃんを見てると急に聞きたくなった。 いいえ、確かめたくなった。

「ねぇ、 Qちゃん。あたしと結婚して幸せ?」

オチャメに目をクルクル回して「うん。 **幸せちゃった。」と戯けるQちゃん。

**Qちゃんはよく自分製日本語を作りだす。「幸せ」と「~ちゃった」を結合させたQちゃん。英語圏人に日本語を教えていた私は、彼かどうしてこのような言葉を発するか大体予想がつく。 が、今回は彼の「幸せちゃった」言語解説についてだらだらと説明する体力は残っていないので、悪しからず。そんなこと誰も興味ないわよね!

Qちゃん、 文法は間違いでしたが、内容は大変良い返事でした。合格です。さ、 ご飯にしましょう。

  • トマト風味焼きそば
  • 和風サラダ
  • にっこりスマイル目玉焼き