子どもの頃父に木の密(樹液)は昆虫の餌だからお腹を空かせた昆虫がウヨウヨいるんだと、懐中電灯を手にして暗闇の木々の中を歩いた記憶を薄っすら憶えている。父は正しかった。収獲の多い夜は、スーパーで買った緑のプラスチックの虫採り篭には、大きさの違うクワガタ、 カブトムシ、黄金虫が小さな篭の中で手足を絡ませて相撲をとっていた。 遠い昔の想い出だ。
松の木の樹液を見上げた。毎日仕事に行って、夕食を食べて、ブログを書きあげ、読者の皆さんからのコメントを褒美に暮らす平凡たる生活。そんな誰も気にも止めない生活でも私の心は日々成長し変わっている。ブログで私の暮らしを記録することが" 生きている証し" だ。この松の樹脂も同じなんじゃないかな、道端で透明色の液を見上げて考えた。
この松の側を過ぎ去る人は数え切れないが、おそらく誰も樹脂に興味を示さない だろう。それでも松は成長している。樹液は" 生きている証し" だ。
ふと思い出した。あの琥珀の指輪はどこにしまったかな。
-前半終了-
オレゴンは雨降りです。憂鬱な気分になりそう。愛情ご飯で元気をバックアップ！
- ホワイティング(すずき目)のフライ
- マッシュポテト
- 赤株サラダ
- ブラックアイビーンズ
- スイートピーズ/赤ピーマン
- 大根ピクルス
- 玄米
