2007年9月13日木曜日

塩焼きそば

晩ご飯/料理を作ることは癒しになる。誰かに食べてもらうという励み。食べることのできる健康な身体。豊富な材料で自己流に料理を作れる恵まれた環境。毎日平凡な生活を送れたことに感謝を込めて私は小さな台所に立って晩ご飯を拵える。 そんな今の暮らしが調度いい。


私のブログに遊びに来る友人から「NANAちゃんは麺類を食べないんだね」とよくコメントされる。いいえいいえ。は麺を食べますよ とコメントを返す。へ~と驚く皆さんに説明する私。


アメリカ人のQちゃんと結婚してからずっと主食を防ぐために、パスタ系、ブレッド(パン)系、 ウィート製品(麦)、乳製品で料理の幅を広げていたが、30代後半になって突然Qちゃんウィート製品(麦)、乳製品を頻繁に食べると消化に問題が生じるようになったのがここ3年程前。それからは彼の体調に合わせてウィート製品(麦)、乳製品の食材を減らして彼の食事管理をしている。初めはかなり面倒だったが今では慣れてきた。

アメリカはウィート社会だ。ハンバーガーを始め、 ピザ、サンドイッチ、クラッカー、パスタ、 ケーキ、 クッキー。なんでもかんでもウィート食品が有り溢れている。

これに便乗するように乳製品が頻繁に消費されていることも無視できない。ハンバーガー、ピザ、パスタ、サンドイッチ、クラッカーにはチーズやサワークリームたっぴリのディップソース。ケーキ、クッキーにはバターやミルク。健康でヘルシーなはずの野菜サラダやミートレスヴェジタリアン料理(例えばスパゲェティ--、ラザニア、ピザ)にはチーズ、ヨーグルト、サワークリーム、カッテージチーズ。ばんばん乳製品が使用されている。

アメリカはパーティー社会でもある。パーティーに招待された場合は必ずウィート製品(麦)、乳製品が食卓に並ぶ。嫌でも食べなきゃいけないんだから、パーティーの予定が入ると私の出番だ。パーティーの日までQちゃんにはウィート製品(麦)、乳製品を使ったものを食べさせないのである。そうすれば彼の消化の負担は軽くなるだろうと計算しているつもりだ。私は食べますけど。

友人達の言葉につられて最近ヌードル系を食べていないので食べたくなった。今夜も台所に立ち, 私は麺をいれて塩焼きそばに, Qちゃんはごはんと野菜炒めにすればいいと考えながら鳥肉と野菜を炒めた。

久しぶりの焼きそばの誘惑に負けたQちゃん。明日の消化反応を心配しながらも私と一緒に塩焼きそばを食べました。 美味しかったね。ご馳走さまでした。


鳥肉と野菜の塩焼きそば