鏡に写る自分。
笑顔を作って「私はなんて幸せなのかしら」と作り笑いをしてみてもしっくりしない。
じゃ、いつもの「あれ」しますか。
憂鬱な重い心もいっそのことバサッと切れたらいいのに。
誰か、「心の散髪屋」の住所を知りませんか。
晩ご飯:
パッタイ
タイ風キューカンバーサラダ
15分だけでも外に出て散歩してこよう。
アメリカ-オレゴン州のNANAのスローな暮らしの中でのホームステイ.
憂鬱な重い心もいっそのことバサッと切れたらいいのに。
パッタイ
塩もやし炒め
BBQブラックアイビーンとポーク
残り de オムレツ
西瓜小僧のQちゃん、すでに半分食べてある。
噂によれば西瓜は真のところが一番甘いとか、、、(しらばっくれている私)。
どれどれ、真実かどうか私の舌で判断しようじゃないか。
あれれ、スプーンのお墓を掘ってしまう程食べちゃった!
「あ~~~っ!」Qちゃんの絶望的な叫びがキッチンにこだまする。
Qちゃん、西瓜を真ん中からくりぬくようにして食べるのもなかなかオツな食べ方でしょう?
ははは、Qちゃん。 ちゃんとそうして食べたのね。
蟹味ソースの豆腐と卵のふわわ玄米チャーハン
旅行者相手にハワイ島で短期ガイド/バスドライバーをしていたQちゃん。 「はい、シュッパツです!」とか 「はい、 いきましょう!」という団体を促す号令的日本語だけは今でも忘れてはいないようだ。
団体っていったって引率するのはペー君と私だけなのに、本人にとってベリー狩りは夢にまでみたイベントなのだろう。とてもテンポが高潮している。
いつものあれね。運転しながら上着を脱ぐのは危ないから止めて!ってQちゃんの助手席で言い続けて16年。
Qちゃんさ、善人な顔をしてるけど人の話を真剣に聞いてないもんね。だったら私も私で対策方向を変えて「運転中車内禁止行為」にもっと寛大になるべきかしら。
田舎道をのこのこ運転して30分くらいで着きました!
Qちゃんの仲間があそこにいるじゃない。
天候は曇。もう昼過ぎだもん。家族連れは少ないね。
ブルーベリーは低木に成るのね。初めて見た。
これはじゃが芋畑。
こういう景色を見て暮らしていたら心がしっとりするだろうな。
また土いじりをしたい!野菜菜園を作りたい!
Qちゃん、どこに行ったのさ?
「はい! ベリー収獲を始めましょう!」Qちゃん、乗ってるね。
ペー君、これがブルーベリーの木だよ。
せっかく連れて来たのにあんまり興味がなさそうね。
今日はバタバタして落ち着きがないわね。
ぎゃ~! ペー君、 大丈夫?
機嫌が悪いのね。じゃ、一人にしてあげるわよ。
ペー君、採ったブルーベリーをこのボールに入れるのよ。
こうしてベリー狩りをしてみると楽しい。喫茶店で紅茶を飲みながら二人で御喋りもいいけれど、 空気の澄んだ大地に足を広げてベリーを摘みながら昔話をするほうが珍重な過ごし方だわ。
棘があって痛い。
この大きいベリー見たことない。 「ボイセンベリーだ」横でQちゃんが確定する
これはブラックベリーでしょう?
ここは夏休みに子供を連れてくるには最高の場所。ラニママも小さいQちゃんとお兄ちゃんのデービットを連れてベリー狩りにきたんだろうな。
「父さんが子供の頃ベリー狩りによく来たんだよ」と写真の彼らも大人になって家庭を持って自分の家族や子供を想い出のベリー狩りに連れてくるのかな。
たくさん採れたね。
ペー君、疲れたでしょう? 車で休みたい?
遠くから人の話声が聞こえてくる。 他人なのに「この農園」ではなんだか家族みたいな気分になる。
農家で暮らすって家族作業なんだろうな。おじいちゃんやおばあちゃんが孫に技術を教えていく姿。 核家族で育った私にはそういう家族作業っていう想い出、 あるかな。
土、 水、 草、太陽の光、風、石。 自然の中で作られた水溜り。人工的な安らぎもいいが、飾りのない安らぎが好きだ。
今日の収獲です。
これ全部で$9! ひゃ~安い!
車に戻ってみると、ペー君がすやすや昼寝をしてます。起こさないようにお家に帰りましょう。
今日は日常暮らしから飛行して田舎の安らぎを得た。
過ぎ行く季節。 また来年になればここに来るのだろうか。その時私は何を心に想いベリーを摘んでいるのだろう。
カントリーロード。 私とQちゃんが所属する場所に連れていってほしい。ノースウェストのどこかなのだろうけど、どこなのかな。 それはカントリーロードだけが知っている。Take Me Home Country Roads を聞きながらQちゃんと二人でカントリーロードを走る。