2008年6月5日木曜日

ミッドナイト クライシス

真夜中、苦しくて目が覚めた。

お腹の下腹が張っている。 痛くて眠れない。

どうしたのだろう。 こんなことは初めてだ。

夜のスナックに食べた「あのカビの生えたチーズ」を食べたのが原因か?

吐きけがする。 苦るしい。

ベットからはい上がる。

横になっていても辛いのに、立ってみてもお腹がパンパンに張っている。

「妊娠しているってこんな風なのかな? 」なんて考えてみる。

吐きそうで吐けない辛さ。

本当に苦しい。

息もできない!

トイレで「ハー、ハー」あがきながらQちゃんを起こそうか迷った。 背中をさすってもらったら少しは気分も良くなるかもしれない。

便器に座りながら考えていた。

こんなに苦しいのは何年振りだ?

病気で死ぬ人は今の私のように「痛みに抵抗できない」で死んでいくのだろうか?

ならば人間は体内の痛みをコントロールできない無力な生き物だ。

ううっ、 それにしても苦しい。

30分以上も私は便器の上でロダンの「考える人」状態だった。

しばらくして下痢の群れが私の下腹部を幾度なく通過していった。それでも気分は悪い。

もう1度ベットで横になろうか。

「あの苦しい感覚」が私の脳裏に蘇る。立ったままでもいられない。体をコントロールできないもどかしさ。

寝室に戻る。Qちゃんはスースー寝息を立てて眠っている。

少し「怯えながら」体を布団の中に滑べらせてユックリと横になってみる。

あれれ、「あの痛み」がない。

枕に頭を乗せて仰向けに体を伸ばす。 指を絡まし胸にあてる。 まるで祈るように眠った。 「あの痛み」がもう訪れることがないように。

翌朝、Qちゃんが身支度をしている音で目が覚めた。気分は良くなっている。

Qちゃんに「ミッドナイト クライシス」のことを話した。

「カビのチーズ」の話も告白した。

「軽い食中毒だったんじゃないのか」Qちゃんはあまり心配していないようだ。

私は死ぬほど苦しかったのに。 もっと心配してくれるかなと 少し期待していた私。残念。

晩ご飯:ローズマリーチキン
ロースト芽キャベツ、人参、 ポテト
いんげんまめ
ケージャンマッシュポテト

肉はローストに限るね! 美味しい! 幸せ! 最高!