いって来ます。

仕事は朝６時出勤。 未だ街並は寝ている。早朝の誰もいないアスファルトはいつもシーンとしていて、鳥達のざわめきと職場に向かう足速な私の足音しか聴こえない。時間時間で進まれて行く忙しいシティライフからちょっとだけ逃避行するかのようにふと足を止め、透明で冷たい空気を胸いっぱいに吸い込んでみると、まだ目覚めていないクリーンで新鮮な街並を独り占めした気分になる。今日も一日がんばろう。